がんばり過ぎないで ☆-続編-☆

アラフィフ・バツイチ25年! 不器用な人生だったけど、残りの人生もやっぱり『私らしく』生きていきたいなと思います(*^-^*)

卒業と永遠の別れ

去年の8月に一度、

心が壊れそうになったのでこちらのブログをお休みしてlivedoorブログで療養していたことがありました。

丁度、同じ時に

心療内科にも通い始めました。

 

あれから1年。

 

無事に卒業しました。

通院の経緯は、

ざっくりとlivedoorの方に書いていたのですが、

無事に先生から『卒業!』と言ってもらえたので、

こちらでもご報告です。

13回通うと、先生やスタッフの方に会うと

不思議とホッとしたりしました。

心の拠り所で、避難所で、

向き合うヒントやきっかけももらえました。

その結果、

物事の捉え方を少し変えられたような

気がします。

 

そしてその卒業の同じ日、

午後からはとても悲しい

お別れの日でもありました…。

 

 

二つ目の話です。

少し長くなるかもしれません。

 

我が家の3人の子供の中で、

唯一の既婚者は長男のみ。

その長男のお嫁ちゃんの大切なママが、

先週末に亡くなられました。

享年63歳でした。

早過ぎます。

 

昨年3月、

ご病気だったご実家のお母様を

ご実家でお世話し看取られました。

その頃から既に嫁ちゃんママ自身の体にも

不調が現れていたそうですが、 

お母様の葬儀、ご実家の整理を

済ますまで自分のことは後回しにされていたようで、

ようやくご自分の為の病院に行かれたのは

5月になってからだそうです。

その時には、直ぐに大きな病院に行ったほうがいい程の

状態になっておられたと…。

大きな病院で詳しく検査を受けられたのが

去年の5月。

それから、

完治を目指して辛い治療をスタートされました。

 

しかし、一進一退

入退院を繰り返しながら治療を

続けておられましたが、

なかなかいい結果が出せないまま、

体だけは衰弱していかれる。

見る見る体重も減ってしまわれ、

 

病と戦う体力が限界に来てしまわれたのでしょうね。

 

先週末、仕事帰りに長男から電話が入り、

「急やけど子供ら(孫)を見て欲しい」、

「今日明日かもしれん…らしい。」

その時、

想像していた以上に進行していた

事の重大さを始めて知りました。

 

大急ぎで帰宅して孫を預かる準備をして、…

丁度その頃、嫁ちゃんママは

パパと最愛の娘さん達に見守られながら

息を引き取られました。

 

長男夫婦が共稼ぎを続けながら

子供を育てて来られたのは

全て嫁ちゃんママのおかげです。

嫁ちゃん ママがおられなかったら、

とっくに共稼ぎは破綻していたと思います。

 

私は普通の休みではないので

孫たちをほとんど見てやれることはありませんでした。

 

いずれ子供が出来ることを想定して、

結婚当初から嫁ちゃんの実家と

嫁ちゃんの勤め先を優先して

住まいも決めていました。

私の家とは少し離れ、

息子も少し通勤が遠くなりましたが、

それでも今後のことを考えて嫁ちゃんの実家の近くに住むことを二人で決めたようでした。

 

「娘が可愛いから。」

孫も可愛いけれど、娘が続けたいという仕事を続けられるように応援してやりたい。

嫁ちゃんママはそう言って、

本当によくしてくださいました。

 

我が家には、毎年2回

①裏庭で取れたタケノコを湯がいて!

②パパが作った新米を!

この12年、毎年欠かさず。

私の実家の分と我が家の分、

ご夫婦二人で持ってきて下さいました。

それが、

去年からママの姿が無くなりました。

 

この先も、

仲良く喧嘩しながら二人で持ってきてくださる事は

もうないんですね…。

 

 

病気治療が始まってからは

感染症が怖いこともあり、

誰も御見舞には行けませんでした。

治療が一区切り着くとしばらくは自宅に戻られるのですが、

ここでも感染症が怖いので

嫁ちゃんや孫も会いに行けない。

そんな生活が1年続き、

下の孫は今年の4月から小学生になりました。

本当なら、息子が出席できない時の

保育園最後の発表会や運動会にも

行ってくださってたはずです。

 

そして、今年7月。

今回の入院は体重も限界まで落ちておられたようで、

かなり厳しい治療になるだろうと言われておられたそうです。

 

お通夜の前に嫁ちゃんパパが

棺のママの前でずっとママが頑張った経緯を

話してくださいました。

 

いつかは誰しもが直面する

「死」というもの。

あまりにも突然にやってきたり、

理不尽だったり…

順番通りにばかりいかない事もある。

 

病気がわかってから1年ちょっと…

あまりにも早いスピードで逝ってしまわれました。

 

もっと沢山

嫁ちゃんママとはお話したかったな。

 

丁度私の休みが、

お通夜と告別式の日と重なったので、

両日お別れにお伺いすることができました。

 

片道1時間弱…

色んなことを思い出しながら向かう道のりでした。

 

最後のお別れ、献花の時、

嫁ちゃんパパは棺の中のママに何度も何度も頬を寄せ、

いつまでも慈しんでおられました。

このまま、棺の中に一緒に入ってしまわれるのではないかと思うくらい…。

 

私はお二人が大好きでした。

ご夫婦として素敵だなと思ってきました。

目の前で喧嘩されてても、ほのぼのと見ていられました。

 

ママ、ありがとうございました。

少しばかり早いお別れですが、

またそちらでお会いしましょう。

その日まで、

私が出来ることを、

ママの分も頑張りますね。

 

 

また。


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